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鹿児島県 徳之島町
ベストインベストメント賞
アマミノクロウサギと農家さんをトモダチにしたい
世界で徳之島と奄美大島にしか生息していない特別天然記念物「アマミノクロウサギ」による農作物への食害被害に対して、GCF事業を活用し食害被害を防ぎ、共生する取り組みを行いました。
「クロウサギは大嫌い!」島の農家さんから最初に聞いた言葉でした。 徳之島町では、平成30年度のGCFによって、残り200頭と言われる「アマミノクロウサギ」の保護事業を行いました。そのため、今まで見かけなかった地域でも姿を見せるようになりましたが、今度は農作物への食害被害が発生するようになりました。今回のGCF“トモダチプロジェクト”では、たんかん木保護柵等への寄付を募りました。食害対策と寄付者様からの声を農家さんに届けることで、農家さんとウサギ達がトモダチになり、共生することを目指しました。このプロジェクトで一番難しかった点は、農家さんの“こころ”を動かすことでした。