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兵庫県 西脇市
堀井鞄製作所 PAGOT
チョイス事業者大賞
220年以上の歴史を誇る播州織×職人が手掛ける鞄
「西脇市に貢献したい」「地元の職人さん方に織ってもらい」という強い想いから鞄用のオリジナル生地(播州織)を地元企業に織ってもらい、手作りの鞄を製作しました。
西脇市の地場産業の「播州織」は、染め上がった糸で柄を織る「先染織物」という手法を用いています。先染織物は他の生地とは違い、使えば使うほど深みのある色合いになります。そのデザインは無限大で、最近では若手デザイナーによる生地も高く評価されています。しかし、播州織はシャツやストールなどに用いられることが多く、ほとんどが薄手で、鞄を作るには強度が不十分でした。そこで「できる限り人工素材は使わないモノづくり」へのこだわりから、鞄用に「オリジナル生地」を作ることになりました。地元への強い想いもあり、地元企業「泰久商店」の協力で鞄に必要な厚みとハリを限界まで上げた播州織で最も分厚いオリジナル生地が完成しました。オリジナル生地の鞄は、ふるさと納税でも人気で「播州織」の認知度アップにも貢献しています。