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香川県 三木町
森のいちご
チョイス事業者大賞
コロナ禍に負けない！観光いちご農園の戦い
ノミネート
新型コロナ禍の影響は、ふるさと納税業者の普段の取引にも大きな影響が出ている。その中でも寄付者に恩返しをしたいという想いから心温まる取組を行った業者がいる。
観光いちご農園「森のイチゴ」は、3月から観光客の受け入れをストップした。園長の本田さんが愛情込めて育てたいちごは、観光客に収穫されることもなく、ただ朽ちていく運命だった。知り合いに配ったり、注文分を発送していたが、大量のいちごの収穫が間に合わない。本田さんは苦しい今だからこそ、今まで寄付していただいた方に恩返しをしたいと思った。大量のいちごを冷凍し、大容量のカチカチいちごを企画して、ふるさとチョイスでＰＲ。応援してくれた人に直筆のお礼のお手紙を同封して心を込めて送付した。寄付者からは、「お礼の手紙に感動して友達に薦めた」などの声が続々と届いた。本田さんは「人と人がつながる力を信じて、良かった。嬉しい」と語る。来年にイチゴが収穫できると、今回応援してくれた人にもう一度手紙を出して、このつながりを大切にしていきたいと思っている。