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愛知県 碧南市
磯貝 秀徳
チョイス自治体職員大賞(U30新人賞)
地域医療を支える医療機関への支援
碧南市民病院での新型コロナウイルス院内感染により、さらなる収益低下が見込まれ、病棟改修が未定となったこと及び感染症対策に必要な物資が不足したことを受けて、持続可能な医療体制を整えられるようにGCFにて寄付受付を開始しました。
GCFの目標達成に向け、特別定額給付金支給開始によって、来庁機会の増加や給付金による寄付意欲の向上を想定し、スピード感をもって行動を始めました。想定寄付者層は、病院関係者及び利用者そして地元住民とし、医療従事者の会議への参加、医療雑誌、地元紙、フリーペーパー、市広報誌への掲載、テレビ出演、バスや市役所でのポスター掲示、SNSを活用した宣伝と、様々な媒体でPRできたことで目標を達成することができました。テレビ局へ飛込み取材依頼、新聞社に粘り強く掲載依頼したことなど、アグレッシブに行動したことが寄付につながるということを強く実感できました。また今回のGCFにより、地元住民の方々が地域医療の必要性を自分事として考えるきっかけになりました。コロナにより中断となった病棟改修計画も前進します。持続可能な医療体制を整えるための「未来へツナグ」取り組みを、市、病院、地元住民を巻き込んで達成することができました。