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魅力溢れる「海」で「漁師達」が活躍できる舞台を田原市から

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全国でも数少ない「あおさ」を専門とする業務用メーカーとして、愛知県田原市で創業４１周年。弊社は、海に生かされています。その海で活躍しているのが、漁師達です。愛知県三河湾（田原市）は、遠浅の地形や湾内独特の海流を形成し、近くの山々 から水が加わることで、栄養豊富な海水に満たされ、年間を通じて携わることのできる全国でも限られた漁場の一つです。
近隣の伊勢湾や浜名湖の間に挟まれ隠れた存在である三河湾には、とてつもなく秘められた魅力がございます。返礼品であるアオサ粉の原材料となるアナアオサ採取風景や採取技法は、日本全国でも三河湾でしか見ることができず、あおさのりの原材料となるヒトエグサ養殖は、先人達が必要不可欠な種場を守り、現在までへ継承し続けてきた賜物でございます。しかし、近年では天候不順や環境の変化に伴い、あおさの漁場海域を取巻く環境は著しく変化し、良質な原料の確保が困難になりつつあります。漁師の高齢化も進み、独特な養殖や採取技術の継承が急務となり、海と漁師、２つの「力」の弱体化が進んでいます。今後はさらに漁師不足とあおさの減産により、安定供給が困難となり、海外産への切替が増加していくとも感じます。
漁場環境の悪化の中でも高品質のあおさを製造しいくことや弊社の経営理念でもある「海と共に歩む」を基礎とし、海岸清掃通を行うことで、海への感謝を育む、また安定した「あおさ」の仕入れることにより、収入面での漁師離れや若手新規漁師が入りやすい環境を活性化し、海で活躍できる漁師育成に取り組んでおります。
業務用としての隠れた存在であった「あおさ」を特産品としての「あおさ」をとして販売していくことで、地元の方に食べて頂ける様にもなり、地元の小中高の生徒さん達との交流や講演の場を頂戴できるようにもなりました。また全国の寄付者様へもっと魅力ある三河湾を知っていただき「おいしい」と言って頂く事が私たちの活力の源となっております。