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チョイスルーキー部門
高知県馬路村
苦境から生まれた返礼品
職員
西川 哲人
本村のような小さな自治体も新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けており、日常生活においても様々な制約の中で我慢を強いられる状況が続いています。また、近隣の医療や介護の現場も1年半以上緊張状態に置かれている中、5月からワクチン接種が始まったことにより、多忙を極める日々が続いています。そんな状況の中、村民からワクチン接種等コロナ対応に従事する医療機関の方々へ感謝を伝えることができないかといった声が広がり、村内の事業所から村内や近隣町村の医療従事者約500名に対して、ゆずとはちみつドリンク「ごっくん馬路村」、「木のコースター」、「馬路温泉入浴券」が贈られました。「ありがとう」や「コロナに負けるな」などのメッセージを込めたオリジナルデザインは医療従事者の方にたくさんの笑顔を届けることができました。この取り組みから、多くの方に感謝を伝えるカタチを波及させていきたいと考え、ふるさと納税の返礼品に「ごっくん馬路村(感謝バージョン)」を数量限定で取り扱う準備を進めています。日頃お世話になっている人、感謝を伝えたい人などへ送る贈答品として、受け取った方が笑顔になれる取り組みを今後も広げていきたいです。
審査員のコメント
株式会社ホルグ
加藤 年紀代表取締役
ふるさと納税担当のルーキーでありながら、役場の中で企画を通すことは難しいと思いますが、「感謝」ということに注目し、感謝を軸に心のこもったお礼の品を用意しようと行動したこと、新しいことに挑戦されているところが素晴らしいと思いました。