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Withコロナをチャンスに！老舗割烹料理店の新しい挑戦

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創業27年の地元で人気の割烹料理店「割烹ひさし」。いつもお店には地元の人が集まり、賑わいがありました。しかし、新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続き、2020年5～7月の店頭の売上げは、月あたり前年度比8割減となってしまいました。田舎なので宅配サービスもない。そんなとき生活を支えてくれたのがふるさと納税であり、全国の寄付者さんでした。
ふるさと納税を始めたのは2017年。売上の支えにもなっているふるさと納税に力を入れることで、お店を存続させ、全国にファンを作りたい！と思うようになりました。
主力の返礼品は魚介類でしたが、挑戦したのは焼鳥。お店で食べるような美味しさをどうやって再現するか、試行錯誤の日々が続きました。2020年８月、割烹ひさしの名物焼鳥をふるさと納税で受付開始。お店の味のまま全国に届け始めました。受付開始から2021年6月末までで2800件を超える注文が入りました。コロナ禍でお店に来店するお客様が減ってしまった中、ふるさと納税で仕事があることにとても感謝しています。寄付者さんからは子どもたちが柔らかくておいしい！と喜んで食べているとのコメントもいただき、とても励みになっています。町内の他の飲食店もふるさと納税に参加し頑張っている姿を見ると、私たちもまた頑張ろうと活力が湧いてきます。
小さな割烹料理屋の味を全国にPRできるふるさと納税で、また新しい返礼品に挑戦していきます。いつか、直接お店に食べに来てほしい！お店に笑顔と賑わいが戻る日を楽しみにしています。