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チョイス自治体職員部門
京都府宇治田原町
まちや子ども達の劇的変化へ。ミラチャレPJプロデューサーの挑戦
職員
勝谷 聡一
ふるさと納税の担当になったのは3年前。ふるさと納税事業の予算確保すら理解が得られない状況でした。
できることからと自ら広報紙の特集記事を編集。「海も牧場もないが「ここにしかない」の視点で取り組めば、地域に誇りを醸成し地域ブランドの発信になる。小さなまちにこそ、まちを変える大きなチャンスがふるさと納税にはある」と訴えました。事業者に「一緒にまちを元気に」と呼びかけ、住民も知らない人・モノ・コトの発掘に奔走。返礼品として見える化した魅力を発信すべく、自ら写真撮影から編集まで手掛けた内製カタログも発刊しました。徐々に、寄附額の増加とともに庁内の理解や議会・住民・事業者からエールを頂けるようになっていきました。
一方で、寄附者とやりとりを繰り返すうちに使い道を強く意識するように。当町の使い道は未来を担う子どものために。着任2年目、自信を持って使い道を報告できるような事業立案へ向け子育て・教育部署等と協議。翌年「保育所体づくりデ茶レンジャー育成事業」をスタート。小1で習得率2割の逆上がりを、年長児全員がマスターするという見える変化が生まれました。今年はふるさと納税の使い道に特化した、子ども達の夢を応援する様々な取組を「未来挑戦隊チャレンジャー育成プロジェクト」と銘打ちプロデュース。プログラミング、フィンランド教育、50m走を1秒速くなる講座、世界に一つだけヒーローポスター企画など多彩に展開していきます。取組は途上ですが、ふるさと納税でまちや子ども達の姿の劇的変化へ。これからも本気で挑戦していきます。