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チョイスルーキー部門
宮崎県日向市
熱意に応えられる職員に
職員
岡田 利菜
ふるさと納税の担当になり数か月。少しずつ仕組みや流れが分かってきましたが、返礼品を出してくださる事業者の皆さまの想いはまだまだ分かっていないことに気が付きました。事業者を集める「事業者連絡会」を定期的に開いているのですが、これを通して事業者の皆さまが日向市のことをいかに想っているのか、その一部を知りました。事業者の皆さまから学び、共に考え、走ることのできる職員になりたいと感じたので、それを目指していきます。
新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、事業者さまの生の声を聞けずにいたため、5月に開催した第1回の事業者連絡会で、初めて皆さまの意見を聞くことができました。まず参加してくださる積極的な姿勢から感動していたのですが、意見交換会での「他の人からの意見が欲しい」「良い点ではなく悪い点を言ってもらう場が欲しい」といった、向上心しかない発言に驚きました。
第2回の事業者連絡会では、第1回で要望のあった「梱包についての意見交換会」を開催しました。私たちも発送前の状態を見たことがなかったため、楽しみにしていたのですが、そこでさらに驚くことになりました。丁寧さはもちろん、同梱物として手書きでメッセージを添える、オリジナルのパンフレットを作成し入れているなどそれぞれの工夫があったのです。
数年前から返礼品登録事業者の数が増えているのですが、事業者さま同士の口コミによって増えているようです。「日向市を代表して品物を出しているから」と、事業者さまは責任を持って動いてくださっています。今の私は教わる立場ですが、置いて行かれないよう皆さまから学び、伴走し、そして一緒にいてくれて良かったと思っていただけるよう精進します。まずは8月の返礼品展示会を成功させたいです。