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チョイス事業者部門
香川県三木町
農業で地域をリボーンしたい!いちご一粒一粒に真心を込めて
職員
佐藤 雄司
香川県の県庁所在地である高松市の中心部から車で約30分。木田郡三木町にある、サッカーコート1面分もの広さのビニールハウスで、今や香川県以外ではほとんど栽培されていない希少なイチゴ「女峰」を栽培しているのが「あぐりぼん株式会社」です。
あぐりぼんは、四国電力が「電力供給だけでなく、四国地域の農業活性化にも貢献したい」との思いで2018年に立ち上げた農業法人。社名には、農業を意味する「アグリカルチャー」と、イチゴの贈り手と受け手を結ぶ「リボン」を掛け合わせ、農業を「リボーン(再生)」したいとの想いも込めています。代表の三崎さんは、「生まれ育った四国に恩返ししたい」と電力会社に入社以来20年間にわたって、営業、企画、広報と様々な仕事に携わってきた「生粋の電力マン」です。
そんな三崎さんが、先輩生産者の指導を受けながら育てる「女峰」は、香川県の産官学の協力のもとで確立された高設の養液栽培システムを採用。「これなら農業経験のない私たちでも働ける!」と集まった地元の10代から70代まで約20人の従業員と真心を込めて丁寧に栽培しています。
多くの寄附者さまから「あれ?昔の女峰って、もっと酸っぱかった気がする!でも、これ美味しい!」と喜んでいただけるという食味は、思い出がフラッシュバックしつつ新しい発見ができる絶妙のバランス。私たちは、自然に恵まれたイチゴの里三木町から、全国の皆さまに「幻の品種、女峰」をお届けしていきます。