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事業者さんの笑顔が、この町の一番のPR

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令和元年に財政課に配属になり、ふるさと納税業務の中の返礼品の写真撮影やSNS、広告などのプロモーション業務を担当してきました。みなさまからご寄附いただくふるさと納税は、町の大切な財源となり、さまざまな事業に使われます。全国の魅力的な返礼品で溢れる中で選んでいただくことはとても難しいことですし、どこの自治体のご担当の方も、そして事業者さんも頭を悩ませるところだと思います。
紫波町では、返礼品の写真撮影や商品の説明文のライティングを積極的にお手伝いさせていただき、事業者さんがお気軽に出品できるよう体制を整えています。「写真が撮れなくて大変だったから助かった」というお声も頂くことが多いので、少しでも負担軽減に貢献できて嬉しい思いです。皆さんが悩まれている写真ですが、私が写真を撮影する時に一番大事にしていることは、返礼品の見た目を良くすることではなく、それを作られている事業者さんのお人柄がいかに伝わるかということです。
紫波町は、自然豊かで人の繋がりが心地良く、その雰囲気が町の皆さんの笑顔に表れているなぁと感じます。事業者さんが愛情込めて育てた農作物や、お酒や、伝統工芸の数々は、「本当に３万３千人の小さな町なの？」と思うほど豊富なラインナップ。そのひとつひとつ、事業者さんおひとりおひとりに宿る「この町で生きる喜び」が笑顔に表れた時を狙ってシャッターを切ります。この笑顔が、町の一番のPRです。