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コウノトリをシンボルとした自然保護への多くの支援

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野田市は、「コウノトリ」の飼育及び放鳥による野生復帰に取り組んでいます。2017年に放鳥した「ヤマト」が市内に滞在していることから、ペアになり繁殖してほしいという願いを込めて、巣作りしやすい環境として人工巣塔を設置することになりました。
「コウノトリ」は豊かな自然環境がないと生息することができない大型の鳥類です。そのため、「コウノトリ」がすめる環境は、その地域にエサとなる多様な生物が生息している証拠であり、人間にとっても安全・安心な暮らしができる環境といえます。野田市では、未来を担う子ども達に豊かな自然環境を残すために、国の特別天然記念物である「コウノトリ」をシンボルとした自然再生・生物多様性の保全に取り組んでいます。
コウノトリをシンボルとした取組を続けてまもなく10年になります。この取組に、どれだけの方が関心を持っていただけるのか知りたいと思い、ガバメントクラウドファンディングに挑戦したところ、多くの皆様からご支援をいただき感激しました。全国の皆様からの支援で設置する人工巣塔で、「ヤマト」がペアになり繁殖することで、人もコウノトリもすみやすい自然豊かな環境の大切さを伝えていきたいと考えています。
昨年、市内の小学5年生に、10年後に増えてほしい生き物についてアンケートを行ったところ、コウノトリが2位になりました（1位は全国的に人気のホタルです）。コウノトリの認知度と共に自然に関心や理解を示す子ども達が増えています。