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チョイス自治体職員部門

次の世代=子どもたちへ「想いをつなぐ」ふるさと納税

愛知県日進市

次の世代=子どもたちへ「想いをつなぐ」ふるさと納税

ふるさと納税を通して寄附者の想いを次の世代=子どもたちにつなぐこと。全国では珍しく人口増加が進む自治体ならではの仕組みが作れるよう、お礼の品やクラウドファンディング(以下、CF)を実施しています。
子どもたちのために、これまで新しい形のふるさと納税を実施してきました。返礼品を子ども食堂、学童保育所、子育て支援団体へ送る「寄贈型ふるさと納税」を実施し、全国の寄附者の想いを子どもたちへ届けました。また「子どもの本を充実させるCF」では、学校、保育園、図書館で子どもたちに読みたい本を投票してもらうなど実施し、選書に反映しました。全国の方々が「子どもたち」のために協力していただき、地場産品のアピールにとどまらない、ふるさと納税制度の可能性を感じました。
全国の寄附者と子どもたちをつなぐこと。寄附にとどまらず、多くの人が想いを共有して参加でき、イベントとして楽しむことができるCFを立ち上げること。子どもたちを応援したいという想いでいただいた寄附の価値を何重にも高めていくことが、担当者としての役割だと思います。
現在、「保育施設のおもちゃを充実させるCF」を実施しています。消毒を徹底させながら子どもたちの楽しみを増やしたいという保育士の提案で実施しています。更に、フードロスゼロを目指す団体と想いを共有し、返礼品の提供先を子ども食堂とする新たな企画を準備しています。これらの活動は子ども権利条例をもつ自治体として、子どもたちの権利を保障する活動のPDCAサイクルへとつながっています。

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