エントリー
チョイス自治体職員部門
長野県箕輪町
みのわの果物を全国に
職員
大井 紀彦
箕輪町は長野県の中央に位置する人口約2万5千人の小さな町です。当町の特徴は南アルプスと中央アルプスに挟まれて生まれる気候です。標高が高く、朝晩の寒暖差の大きな町で育てているりんごやぶどう、梨などの果樹は絶品です。
しかし、信州といえば果物というイメージの通り、県内全域で果物栽培が盛んで、なかなか魅力が寄付者様に届きません。また、事業者も当町の気候やこだわりが“当たり前のもの”になっていて、その発信が全くできていませんでした。
そこで、事業者一人ずつにインタビューを行い、自分達では気づけなかった“当たり前”を発信していくことにしました。初めは乗り気ではなかった事業者も徐々にこだわりや日々の手入れに誇りを感じ、顔出ししたくないと言っていた方が写真を撮影させてくれました。
現在、事業者との連携もスムーズになり、品質の状態や発育状況を随時確認し、旬な時期での発送が可能となっています。そして、寄付者様からも商品ページが見やすいと言っていただいたり、すごく安心して注文できるという声を頂けるようになりました。これからもさらに多くの人に箕輪町の果物を知ってもらい、安心でおいしい品質をお届けします。