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チョイス自治体職員部門

生まれ故郷にUターン、広陵町の魅力発信をふるさと納税で

奈良県広陵町

生まれ故郷にUターン、広陵町の魅力発信をふるさと納税で

推薦者:一般社団法人広陵町産業総合振興機構 竹川敏史
広陵町で生まれ育ち東京都でイベント会社を設立した杉本さん。令和3年に一念発起して生まれ育った広陵町にUターンしました。地元から離れた人が地元を応援できるふるさと納税のシステムに大きく共感し、地元の特産品のPR方法を転換することを決意しました。
広陵町ではふるさと納税事業に対して数年間取り組みを行ってきました。ふるさと納税アドバイザーの活用、中間事業者の町内内製化をしながら制度をより一層活用しようと考えてきました。
杉本さんはこの状況で自身が経営をしていたイベント会社の経験を活かして、町内の中間事業者と共にふるさと納税の返礼品や寄附金の使い道のPR方法を検討して施策を打ちました。そこでは昨年度から広陵町ふるさと納税の中間事業者を務める「一般社団法人なりわい」を活用しました。それは地域の事業者がまとめることがローカルでスピーディな動きに繋がると考えたからです。
自身の経験やスキルを活かして、YouTubeチャンネル「なりわいチャンネル」の創設、Instagramの利用、CMSの情報を活用した分析等を行い、「広陵町」という地域としての取り組みを推進していきました。
広陵町役場だけではなく地域の中間事業者と共に取り組むことで事業の一貫性・継続性を求めることができています。この結果事業者のふるさと納税に対する意識は向上し、インターネット上での自社製品の見え方やパンフレットのリニューアル、返礼品の説明文章など様々なことに対して長期的な視点に乗っ取って事業を進められることにつながっています。

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