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未来につながるまちづくり部門
静岡県伊豆市
未来を担う子供たちのいっしょに考えるふるさと納税
職員
大門 千津
わがまち伊豆市では、少子高齢化が進むとともに、若者が大学進学や就職を機に市外に流出するという問題に直面しています。子どもたちが伊豆市の良さを自分たちで調べ、改めて地元を好きになってもらいたいという思いから、ふるさと納税のスタッフが市内の中学校で出張授業を行い、伊豆市の財政のこと、ふるさと納税の仕組みのこと、みんなにアピールしたい伊豆市の魅力などについてを話し合い、最後には、みんなで新しいふるさと納税の返礼品を考える時間をつくりました。
山もあり、海もある・・・自然豊かで多くの文豪がここに訪れ愛してくれた伊豆市の魅力に普段の生活や総合学習の授業で触れている生徒からは「修善寺和紙を使ったマスク」や「伊豆鹿の角や皮を使って小物やカチューシャを作りたい」など、伊豆市のことを細かく知らないと出てこない返礼品のアイディアが飛び出しました。
子どもたちからの感想では「もし、外で働くことになったとしても、ちゃんと伊豆市に寄付するからね」「自分たちの考えた返礼品をぜひ登録してもらいたい」と熱い思いをいただき未来を担う子どもたちに伊豆市への思いをずっと持ち続けてほしい!子どもたちが誇れる伊豆市でありたい!という思いを改めて持つことができました。今後は子どもたちのアイディアを具体化できないか検討を進めていきます。