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「ただ喜んでもらいたくて」鶏屋が始めた新たな取り組み

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京都亀岡市で養鶏業を営む㈱ヤマモトは、「タネから食卓まで」をモットーに本来の鶏の美味しさを知っていただきたく、飼育にこだわったオリジナルのブランド鶏を提供しています。
コロナ渦において主軸である卸売業が低迷したことから、昨年BtoBからBtoCとなるふるさと納税に参入しました。特に地鶏丹波黒どりローストチキンは在庫の行き場を無くし、販売ができなくなる寸前まで追い込まれていましたが、全国の皆様のご支援で継続できる事となりました。
感謝の気持ちを恩返しに変えて、「ただ喜んでもらいたくて」自社商品だけではない亀岡のええもんを集めたコラボ企画をスタートしました。恩返しの気持ちと亀岡市の魅力を、全国の皆様にお届けしたいと思い、他の事業者さんと協力して取り組んでいます。
また微力ながらも、いただいたご支援を地域福祉へ循環できればと思い、作業所さんにお声がけをして、返礼品の商品作り（新商品のラベルシール貼り）をお願いしました。担当の方は、作業所も休みがちの方でしたが、このお仕事が合っていたようで、実直に向き合っていただき、毎日丁寧にラベルシールを貼っていただきました。
そして、この地域福祉への思いは、他の事業者さんにも拡がり、働く女性・企業をサポートする取り組みとして、当社を含めた亀岡市内の３つの企業を中心とした企業主導型保育園の設立にも繋がっています。
今後も、ふるさと納税を通じて、地域が楽しく・やりがいをもって、全国の皆様に「ただ喜んでもらえる」我が町の誇れる特産品を箱一杯にして全国にお届けする取り組みを進めて参ります。