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事業者と一緒に創る魚津の未来

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正面に富山湾、背後に立山連峰がそびえる富山県魚津市。山と海が近く、農業も漁業も盛んなまちです。しかしながら、人口や事業所は減少の傾向にあり、耕作放棄地の増加や後継者不足、若者流出などの地域課題に直面しています。
伊串は令和２年度よりふるさと納税の担当となりました。伊串は市内事業者を実際に訪問して生の声を聴くことを重要視しており、事業者が抱える課題や夢を聞いていくなかで、市内には素晴らしい素材や取組があるにもかかわらず、事業者間の連携や商品開発がほとんどなされておらず、最大限に生かせていないことに気づきました。
そこで、新商品など新しいアイデアを事業者に提案したり、相性のよい事業者とマッチングさせてコラボ商品を開発したりするなど、事業者との商品開発に力を入れました。
その結果、商品数は倍以上に増え（160品→415品）寄附額は目標以上のものとなりました。伊串のもとには、毎日たくさんの事業者が相談や提案のため訪れています。ふるさと納税に出品することすら躊躇していた事業者も、伊串の熱意に感化され、現在は事業者自ら積極的に商品開発やSNS等でPRしています。
私は、今年度より伊串と共にふるさと納税を担当することになりました。ふるさと納税はつい寄附額の増減に注目してしまいますが、寄附を受領することがゴールではなく、事業者と市が一体となって地域活性化に取り組み、一緒に未来を創っていくことを忘れずに取り組んでいきたいと思います。