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チョイスルーキー部門
鹿児島県いちき串木野市
第2の地元へ!ここが私のふるさとへ
職員
原田 幸治
第2の地元へ!ここが私のふるさとに!
我々の使命は、寄附者と事業者をつなげ、本市との関わりをもってもらうことです。ふるさと納税の返礼品には、その土地の誇りと事業者の思いが象られています。そこを最大限に引き出すことが、この業務の魅力です。
埼玉県出身で新規採用職員の私は、本市について未知なことが多く、学ぶことは急務でした。そこで、本市発祥のさつま揚げ作り体験を企画し、同期たちと実施しました。 返礼品を学びつつ、得た知識を同期と共有することで、ふるさと納税が身近になり、私以外からの情報発信にもつながることを考えたからです。
企画するまで、さつま揚げが本市にどのように親しまれ、製造されてきたかは、恥ずかしながら知りませんでした。
企画実現のため、返礼品事業者のもとに飛び込みました。そこにあったのは、職人が1枚1枚手作りで真心を込めている姿でした。さつま揚げは繊細で、徹底した温度管理のもと音を頼りに、丁寧に揚げているのです。感化された私は職人に指導を依頼し、1からさつま揚げつくりをしたものの、想像以上の労力と技術を要したのでした。
返礼品には、「美味しい」や「お得!」などに目がいきやすいですが、そこには、様々な思いや技術が凝縮されています。その背景を見つけ、伝えていくことが、私たちにできることであり、職人の思いなどを伝えられることはふるさと納税ならではです。
思いの込めた情報発信は、私にとって、第2のふるさとであるいちき串木野市への恩返しにもなっています。だから、今後も事業者の思いを学び続けたい!