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チョイス事業者部門

バナナの魅力に惚れ込んだ七代目

熊本県八代市

バナナの魅力に惚れ込んだ七代目

私の実家は代々農業を生業としており7代目です。自分の代になり、これからは自分の思い描く農業をやっていきたいと考えています。
5年前から新しいチャレンジとして国産無農薬バナナの栽培を開始し、試行錯誤の結果、超高糖度のバナナの開発に成功。しかし契約予定だった洋菓子店は、新型コロナウィルスの影響で営業自粛を余儀なくされ、契約は白紙に。そんな時に八代の新しい農産品を広めたいという思いでふるさと納税に参入しました。
国産バナナを栽培するにあたって、まずバナナという作物を最大限に活かした栽培方法を模索し、バナナ本来の甘みを引き出し、酸味が少なく、なめらかな甘さのバナナを追求しました。
子供たちが大好きなバナナを教材にしたら、将来農業に興味をもつ子も出てくるのではないかと考え、近所の保育園児を招待し圃場見学を実施すると、「バナナってこんな感じで生えるんだ!」「どれくらいで収穫できるの?」「僕も植えてみたい!」といった声が聞けて、手ごたえを感じました。
さらに、酒造メーカーとコラボしたバナナのお酒の試作も行っており、八代産の作物を使った加工品としてこれから広めていきたいです。
農業は自分一人ではできません。地域の方々からの協力により支えていただいていることをいつもありがたく感じています。バナナを通じて少しですが八代の農業の発展に貢献できたらと思います。

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