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チョイスルーキー部門(担当1年目職員)
熊本県玉名市
事業者と共に進む、伴走型の担当者を目指して
自治体職員
寺本 紗杜里
「玉名市のファンを増やす」。地域振興課に配属された私に課されたミッションです。自分が生まれ育った市に約500品(令和3年度)という数多くの魅力的な返礼品があることを知り、驚いたのと同時に生産者の皆さんに「直接、会ってみたい。顔の見える担当者になりたい。」と強く思いました。コロナ禍で人と会う機会が減ってしまった今だからこそ、リアルの価値がそこにあります。まずは、打ち合わせなどに積極的に同席し、事業者の皆さんと直接お会いする機会を増やすことにしました。また、本市では年に1度、返礼品出品事業者・市担当課・中間事業者が一堂に会する「関係者会議」を実施しています。今年度は「魅力ある返礼品にするためのワークショップ」と題し、特にグループワークを通して「市の返礼品」という意識を高め合い、事業者間の交流を深めていただくことはもちろん、返礼品のブラッシュアップを図るきっかけになるような素晴らしい会になりました。私もファシリテーターとして、みなさんの熱い想いを直接伺うことができ、事業者や返礼品のファンになってしまったのは言うまでもありません。そして、同じ想いということを知り「同志」のような気持ちになりました。私のミッションは始まったばかりで、まだまだ小さな一歩です。それでも、事業者の皆さんと一緒に走っていくことのできる顔の見える担当者として、この小さな一歩を重ねていきたいです。
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