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ノミネートチョイス自治体職員部門
富山県魚津市
地域の魅力と可能性をクリエイトする空気感をクリエイトする
自治体職員
伊串 祐紀
魚津市ふるさと納税では「事業者との連携による地域資源の魅力向上と地域課題解決」を目標としています。その達成に向け、事業者の皆様との意見交換を重ねていると、いろいろと気づくことがあります。それは「魚津市は地域資源が豊富と謳いながら、まだまだ伸びしろだらけ」「複数事業者が連携して開発した商品が多くない」ということです。
「事業者の技術と熱い想いを活かせばもっと魅力的な魚津が創れるぞ!」。そう思い、昨年より異業種間マッチングを進め、産産官連携による商品開発や地域資源の磨き上げなどを行い、魚津市ふるさと納税に掲載している返礼品はR元年の約160品から600品まで増やすことができました。
今年度は、事業者の皆様と共に「富山湾深海魚プロジェクト(以後Pと表記)」「魚津の源:片貝川お米ブランド化P」をはじめ、「農家と酒造による魚津産米日本酒P」「農福産学官連携:高校生がさつまいも新商品開発P」「螺鈿職人・ワインスペシャリスト・老舗蒲鉾店による最高のワイングラスP」など複数の取組を立上げ、進めております。いずれも事業者自ら積極的に進めており、「地域にこだわり差異化を図る・原料の域内調達率を高める・地域課題解決につなげる」ことを事業者自ら意識しております。完成した商品はもちろん、ふるさと納税の返礼品となります。
ふるさと納税はまさに【地域の魅力と可能性をクリエイトする空気感をクリエイトする】ことです。これからも、事業者さんと連携し、魅力的なまちづくりに挑戦していきます。
審査員のコメント
出版社 アタシ社代表
ミネ シンゴ事業者単体では情報発信力や販売力を強固に持つことが難しい中で、事業者間コラボを推進していることがまず評価できるポイントかと思います。単体での掲載に加えて、掛け合わせプロジェクトをつくることで掲載点数が増えた実績も素晴らしいと思います。魅力を掛け合わせることで、ユーザーの選択肢を増やしなによりも事業者への売上につながる可能性のあることが高評価となっています。