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未来につながるまちづくり部門
山形県上山市
ファンクラブ会員と共に。ふるさと納税が育む関携人口の創出
自治体職員
川島 啓太
「上山としてプロモーションするなら、横棒を白い雲とし下に山をつけるのも良いかと思います。」
これは、当市がPRの在り方をまとめた(シティプロモーション活動指針)の案について意見を求めた際に、ファンクラブ会員の方が上山をイメージしていただいたご意見です。
複数回寄附してくれた方などを対象に、平成30年度に立ち上がった上山ファンクラブ~縁人~。
年々会員数も増え、現在は約3,000人の方が登録しています。
寄附から生まれたご縁が途切れないよう、まちの情報を紹介する定期的な縁人通信の配信をはじめ、2回のリアルイベント開催や3回のオンラインイベント開催などを通してよりディープな関係性構築を図ってきました。
そんな中、初めてのまちづくり参画となった意見募集に対し、会員が思う上山市のイメージについてご意見をいただけたことは、これまで発信してきた取組によって上山を想う方々が増えていることを実感することができる大変嬉しい出来事となりました。
今年は久しぶりにリアルな場での会員の皆様との交流会を企画していて、ゆくゆくは事業者と会員が互いにアイディアを出し合う中で生まれる共働返礼品など、どんどんまちづくりに参画してくれるようなより深い関係性が構築されることを期待しています。
ふるさと納税を通して関わりが生まれ、そこからまちに携わる人が育つ。これからもふるさと納税を活用しながら関携人口の創出に取り組んでいきます!