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チョイス事業者部門
静岡県伊豆市
持続可能な社会をめざし環境教育に取り組んでいく
mata-ne
斉藤 大輔
様々な災害が起こり、年々住みづらくなっている自然環境について、何をどうしていくことで「住みづらさ」を食い止めていけるのかを、真剣に学ぼうとしている人は多くなっています。
ただ、環境についての考え方は人それぞれで、答えもひとつではないはずです。山々に棲息する生き物の命が、人間にとって「有害鳥獣」として扱われていること、有害鳥獣が増加することで山々の自然環境や人々の生活環境が脅かされていること、私たちがこの先もたくさんの「命」をいただいて生きていくということも変えようのない事実です。
返礼品の体験プログラムの１つ「野生鹿を仕留めて命をいただく」では、生き物の命をありがたくいただく体験を通して「ありがとう」の気持ちを体験者に感じていただきます。
また、ふるさと納税の返礼品には「あなたが選んで伐った間伐材でMY箸を作る」という体験プランもあり、間伐材を食器や薪として活用します。人の手が入らず、荒廃した森林に放置される危険性もあったその間伐材に新たな命を生ませる、この体験は自分の箸を作るだけではなく、環境を守り豊かにするのです。
未来にむけて今私たちがどうあるべきか、どう考えていくべきか、そのカギをmata-neの体験プログラムが教えてくれます。この体験プログラムが、多くの人にとって自然環境について見つめなおすきっかけになってほしい。ふるさと納税をしていただくことで、思い入れのあるこの町に思いを馳せるだけではなく、この町の環境を守る、未来を守る、その知識を得る経験をしていただくことを心から願っています。