2022 エントリー

未来につながるまちづくり部門

地域資源に新しい価値を。-山桜はちみつで未来に繋げる-

茨城県桜川市

地域資源に新しい価値を。-山桜はちみつで未来に繋げる-

桜川市は「西の吉野、東の桜川」と言われる桜の里です。私たち「ヤマザクラ課」では、山桜をまちづくりのシンボルとして掲げ、ふるさと納税をはじめ様々な事業を実施しています。寄附金の使い道にも、「自然環境保全及び景観の維持、再生に関する事業」を設け、里山の環境保全に努めています。
市内に数ある桜の絶景スポットの中でも、まるで珊瑚礁のようと形容される「高峯の山桜」は、地域住民の皆様のご尽力により、守り、育てられてきました。この地域資源を未来に繋ぐためには・・。長年、ヤマザクラ課に与えられていた課題でした。
今年2月、課題解決への糸口は突然動き始めました。「眺めるだけだった山桜からはちみつが採れないか」専門家の方からのアドバイスを受け、高峯の山桜からはちみつを集めるプロジェクトが発足しました。山桜が織りなす色彩豊かな景色の中、養蜂家さんや住民の皆様にもご協力をいただき、高峯の恵まれた環境を生かした、山桜の純度が極めて高いはちみつを採ることができました。
フローラルですっきりとした味わいのはちみつは、本年5月に「山桜のはちみつ」として商品化され、ふるさと納税返礼品としても掲載を開始しました。今後は、はちみつを使った加工品も増やしていきたいと思います。ぜひ多くの皆様に桜川市を応援いただき、まちの貴重な地域資源を磨き上げ、より魅力あるものに育てていきたいです。
私たちはこれからも山桜の価値を地域の皆様と共有し、ふるさと納税をつうじて山桜の里を未来に繋げていけるよう、全力でがんばります!

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