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日本で唯一の奇跡の湯　 豊富温泉がつなぐ地域の未来

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北海道豊富町は、稚内市の南、日本海側位置する人口約3800人弱、牛が人口の約3.5倍13,500頭いる「酪農」「温泉」「サロベツ湿原」の三大資源がある自然豊かな町です。
少子高齢化に伴い年々人口が減少しておりますが、豊富温泉は、日本で唯一油を含んでいる泉質をもち、昔から火傷や皮膚疾患等に効果があることから、「奇跡の湯」と口コミで広がり、全国各地から沢山の方が湯治に訪れ関係人口の増加に繋がっています。
豊富町では、いただいた寄附金を活用して、町営のふれあいセンターに温泉コンシェルジュデスクを設置し、健康相談員・健康運動指導士の指導の元、滞在中の生活をサポートし、健康回復のお手伝いをしております。また小学生から高校生を対象とした“湯治留学”もおこなっており、学業に専念しながら療養ができる体制も整えております。
このような万全の体制を整えておりますが、全国の方からあまり“豊富温泉”が知られていないという現状があります。
そこで知名度向上のために、全国連携している港区の銭湯において豊富温泉体験の実施や、ＳＮＳを活用した戦略としてアニメキャラクターデザインのマンホールを温泉街に設置し誘客を図る等、外部との連携を図りながら、温泉の存続や活性化を目指しております。
温泉に訪れる「人」、温泉を守るために動く「人」そういった人と人の繋がりこそが、豊富温泉の未来を支えていく糧になります。
日本に一つしかない希少な温泉を守り、次世代に繋いでいくことが私たちの目標です。