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坂井・あわらの魅力を一箱に詰めて　～若手広域農業集団の挑戦～

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「坂井・あわらアグリカルチャースマイルクラブ」は、福井県坂井市とあわら市にまたがる県内随一の農業エリアを支える２・３代目が集結した農業集団です。福井県を代表する農作物、若狭牛や福地鶏の卵、コシヒカリなどを生産しています。そんな私たちが抱える課題、それは次世代の担い手不足です。海にも山にも豊かな土壌にも恵まれたこのエリアの未来を守りたい。そんな思いから各分野の垣根を超えた、「畜産、米、農作物のセット商品がPRしたい」と思い出会ったのがふるさと納税でした。両市にまたがる「共同返礼品」として両市が協力することにより実現に至りました。これまでに、牛肉、卵、米、野菜、果物の旬を詰め合わせてお届けするセットや、米農家７名による食べ比べセットなど団体の強みを活かし、日本中へ坂井・あわらの「美味しい」をお届けしています。さらに、坂井市に本社があるアウトドアメーカー様とコラボし、都市向けに開発したボトルライスとメスティン(アルミ製飯盒)のセットを返礼品にすることで、アウトドア好きの方に向けて農業の新たな付加価値を発信しました。取り組みの結果、各農家が農作物のブランディングの意識を持つようになりました。また、廃棄していた農作物を加工し返礼品として活用するなど、Web販売にも進んで取り組むようになりました。これらの変化は、次世代を担う農家を育てるうえで大いなる一歩となっております。メンバーの団結力強化、新たなアイディアを膨らませる場、そして子供達が興味をもつ農業を目指し、今後もふるさと納税へ積極的に参加していきます。