エントリー
チョイスルーキー部門(担当1年目職員)
福岡県嘉麻市
事業者の想いを繋ぐ「モノコト会」
自治体職員
小泉 勇輔
私は、昨年嘉麻市で行われた1週間の地方創生インターンに参加し、5人の学生とともに嘉麻市ふるさと納税の寄附額増加をテーマに提案を行いました。
しかし、嘉麻市職員のまちへの熱い想いや、自分たちだけの利益ではなく嘉麻市も盛り上げたいという事業者の想いに触れるにつれ「嘉麻市の人たちのやりたいことを一緒に形にしたい」と思い始め、今春東京から移住し、ふるさと納税担当として働いています。
嘉麻市では、ふるさと納税活性化協議会「モノコト会」を四半期に一度開催しています。
これはインターンで事業者から「事業者同士の交流の場が欲しい」という声を聞いたことがきっかけです。4つのまちが合併した嘉麻市では、合併前のまち以外での事業者同士の交流がさほど盛んではありませんでした。そこで、ふるさと納税を通じ事業者が繋がっていることに着目し、事業者同士・事業者と市職員との交流や、新規返礼品開発を目的とした「モノコト会」を開催しています。
ここで得られた事業者からのアイデアは、市職員と事業者の二人三脚で一つずつ形にしています。作る難しさもありますが、事業者のやりたいことを形にすることで少しでも嘉麻市に住んでいてよかったと感じてもらいたいです。
地域愛と作っているモノへの想い、これが私の考える嘉麻市の魅力です。東京から移住してきたからこそ、この魅力を嘉麻市内だけでなく、全国に届けられる架け橋となっていきたいと思います。