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ＮＰＯ支援のふるさと納税で、災害から子どもたちの居場所を守る

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公益社団法人Civic Forceは、民間の災害支援団体です。NPOを指定して寄付ができる佐賀県のふるさと納税を活用して、2016年の熊本地震をはじめ、毎年のように起こる災害に発災直後から捜索救助や医療支援、避難所支援などの活動を行っています。
2021年8月、2019年に続いて二度目の豪雨が佐賀を襲い、土砂崩れや浸水被害が県内各地で発生しました。避難所支援等に奔走する中、ふるさと納税を活用して支援をしたのが佐賀県武雄市で障がい特性をもつ子どもたちをサポートする児童支援事業所「ガラパゴス」でした。どのような障がいがあっても受け入れるというモットーで、ほかの施設でも受入れを拒まれるケアが難しい子どもも通う、地域では「最後の砦」と呼ばれる場所です。
2019年の被災から事業所を復旧したところで再び浸水被害にあい、精神的にも大きな打撃を受けました。そんな中で事業所の備品購入や運営面のサポートを行うことで、子どもたちに途切れることなくサポートを継続することができました。災害前と変わらず、子どもたちが自身の能力を伸ばしながら、安心して過ごすことができ、また保護者も一人で抱え込むのではなく、相談をしながら子育てができています。
そして現在は事業所を復旧させるだけではなく、新たな事業所づくりに向けて動き始めています。災害時も今度は子どもたちと家族が周りを気にせず避難してこられるような場所へ、もっと子どもたちが生き生きと活動できる場所へ。災害に負けず、新たな子どもたちの居場所づくりの取り組みが始まっています。