エントリー
ノミネートチョイスルーキー部門(担当1年目職員)
京都府福知山市
広報からふるさと納税へ このまちだけのストーリーを届けたい
自治体職員
吉良 恭蔵
昨年までの5年間、広報担当として月一発行の広報誌の取材・編集、4つのSNSの立ち上げや運営、災害やコロナ関連情報などのPRに関わってきました。特に広報誌では、“行動変容につながる広報”“人の心を動かす写真”をテーマに60冊以上を作成し、目標に掲げた全国広報コンクール1位獲得、府内広報賞の連覇などを実現し、“来月も楽しみ”と読者に言っていただけるようになりました。
6年目に入るかというタイミングで、これまでのふるさと納税担当が異動に。これまで培った経験を市民の皆さんに恩返ししたいと、新しい担当に立候補しました。
事務体制、事業者や寄附者との関係づくりなど、できるところから改善しています。例えばお礼品に添えるお礼状は、5年間で撮りためてきた福知山の絶景写真に全て差し替え、リデザイン。また、お礼品の魅力がきちんと伝わるよう、写真のアドバイスや説明文章を一緒に書くなど、事業者の皆さんとのコミュニケーションを増やしました。
そんな中、市内のアウトドアブランドとのコラボお礼品開発や、ふるさと納税を通してまちを良くするタイアップ企画など、心躍るような取り組みが進んでいます。事業者の皆さんの「やってみたい」「地域貢献したい」という思いに胸が熱くなる毎日です。その想いを伝えたいと、新しいSNS開設も準備しています。
まだ種を植えている段階ですが、A4版24ページの広報誌に詰めてきた思いやストーリーを、これからはふるさと納税のフィールドで、たくさんの人に届くよう描いていきます。
審査員のコメント
株式会社トレジャーフット
辻 麻梨菜取締役
兼 はたふり事業執行役員
これまでの経験を活かした改善提案や、コラボ・タイアップ企画など具体的なアクションがあり、熱量や継続する力を感じました。広報経験を活かした今後の取り組みが楽しみです。