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大府市の美しいサクラから産学官連携で創った特別なお酒

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大府市に咲く美しいサクラを味わってほしいーー。

令和２年度、大府市制50周年を記念して、「サクラ」を市の木に指定したことを受け、令和３年度に清酒「桜舞(おおぶ)」を開発し、ふるさと納税の返礼品に登録しました。
「桜舞」には、レスリング部で有名な「至学館大学」の隣に位置する二ツ池公園に咲くソメイヨシノの花から取り出したサクラ酵母を「おおぶ酵母」と名付け、使っています。

「サクラを目だけでなく、味わいを感じてほしい」との思いの下、地元関係者と共に「サクラ清酒プロジェクトを立ち上げ、あいち産業科学技術総合センター・食品工業技術センターや中埜酒造株式会社など、産学官の協力により、桜舞が完成しました。

「桜舞」というネーミングは、大府市民を対象に公募したものです。うすにごり酒とスパークリングをセットにして、令和３年９月から販売を始めるとともに、ふるさと納税返礼品に登録することができました。
アルコール度数が低く、爽やかな酸味と甘みがバランスよく調和し、ライチやマスカットを思わせる、甘い果実系の香りをもっているため、強いお酒が苦手な方でも飲みやすく仕上げました。
　
桜舞の開発を通じて、多くの方々が大府市の桜に思いを抱いていることを実感し、私にとっても郷土愛を再認識することができました。
春だけでなく、四季を通じて「桜舞」を飲んでいただき、ふるさと・大府市の美しい桜を思い浮かべてほしいと思っています。