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ノミネート未来につながるまちづくり部門
北海道砂川市
地域ブランド「オアリパ」人口減少を乗越え愛する地域を次世代へ
自治体職員
奥山 雅喜
オアシスリパブリック(以下「オアリパ」という)プロジェクトとは、北海道砂川市が産官学金連携で挑む地域ブランド創出プロジェクトです。本プロジェクトは、2年間の地域資源の掘り起こしを経て、令和元年に地域住民の安全・安心・やすらぎを得るためにまちづくりをしてきた歴史を踏まえ、地域ブランドのタイトルを『安心やすらぎ共和国「OASIS REPUBLIC -SUNAGAWA BASE-」』とし、安心やすらぎが得られるこの地域の5つの世界(文化、歴史、人との交流、街・景観、ものづくり)をもっと内外に伝えたい、人口減少を皆で乗越え、責任をもって愛する地域を次世代にバトンタッチしたいという思いで、任意団体「オアリパ」を結成した。オアリパはインキュベーション・地域商社・DMOの機能を持つ組織となることを目指しており、これまでトライ&エラーを積み重ねながら商品開発、観光誘客、情報発信等に取り組み、参画事業者も当初16社から現在43社に拡大、「まちづくりを自分ごととして」「ひとりではなくチームで」「地域全体で稼ぐ」「未来のための人材育成」をキーワードに、本年8月にはオアリパ中心メンバーが民間主導で一般社団法人オアリパを設立する。一社設立を契機として今後ともオアリパの理念を実現すべく取組みを本格化させたい。
ふるさと納税では、オアリパが開発した「惣菜パイのパイアップセット」を掲載している。コロナ禍で傷ついた飲食店のためになにかできないかとオアリパで話し合ったのがきっかけで、アップルパイで有名なお菓子屋さん自慢のパイが地元自慢の食材を包む、地域を象徴する商品として好評です。
審査員のコメント
株式会社ホルグ
加藤 年紀代表取締役
43社を巻き込んで動けていることがすごいです。時間とともにまちに力をもたらす可能性を秘めていると思います。