エントリー

「子育てしやすいまち浜田」を目指して

• ツイート

浜田市は、平成27年3月に策定した「浜田市子ども・子育て支援事業計画」の基本理念「育もう 自分とみんなを大切にする“浜田っ子”～家庭が育て、地域社会が支えるまちへ～」の実現に向け、次世代を担う子どもたちへの支援や、子育て中の親たちが安心して子どもを育むことができる環境の充実を図らなければならないと考えています。
浜田市では、妊娠期から子育て期の総合的な相談や支援を行う地域子育て支援拠点として、閉園した幼稚園を改修した子育て支援センター「すくすく」を運営してきました。未就学児世帯の利用経験は58％と高く、市民にとって重要な施設でしたが、施設は建築から50 年以上が経過し老朽化が激しい上、公共交通での行きにくさや狭い屋外スペースの問題などもあり、新たな施設の整備が求められていました。
そこで、全国の皆様からいただいたふるさと納税を活用し、新たに子育て世代包括支援センター「すくすく」として移転新築し、令和4年4月にオープンしました。
新施設周辺には、大学やこども美術館、文化公園などがあり、道路も広く整備されています。建物には木の温かみが感じられるよう木材をふんだんに使い、園庭には人工芝を整備しました。そして、これまで以上に専門職のスタッフを配置することで、子供も大人も安心してのびのび利用できるように工夫しています。
実際に利用された方からも、「木材のいい香りがする」「園庭を裸足で遊んだり、赤ちゃんを腹ばいで遊ばせることが出来た」など、嬉しいお声をいただいています。
ふるさと納税のおかげで、未来の宝である子どもと家庭がそれぞれ交流し、安心して暮らせる地域づくりを進めています。