エントリー

「感動価値」を多くの人に提供し、ふるさとを元気にしたい

• ツイート

江戸時代の鍛冶の技を継承し、作業工具やキッチン用品などの金属加工業がさかんな「ものづくりのまち」三条市に本社を構える株式会社川﨑合成樹脂は1936年に創業しました。
重くて割れやすい、木製の墨壺（すみつぼ）を樹脂製にして販売したことを契機に、以降、樹脂成形加工（プラスチック）業を拡大し、時代の変化とお客様のニーズに応えながら様々な調理関連製品を生産しています。
先代の教えでもある、「ニッチなところに視点を向けたものづくりの大切さ」を受け継ぎ、考案したものの一つが「手動で挽けるミル」です。
三条市のふるさと返礼品としてコーヒーとお茶のミル６種を取り扱っていただいていますが、ミルの開発にはコーヒー愛飲家である私のこだわりが込められています。
刃をセラミックス製にすることで、金属の刃と比べ錆びず丸洗いができ、摩耗しにくく長持ちすることと、におい移りがしないことです。
これらのこだわりに寄附者から共感いただき、2021年度には三条市のふるさと納税返礼品の中で申請数が一番多く、市のふるさと納税底上げへの貢献が評価され「ベストヒット賞」をいただきました。
「毎日にコーヒー豆を自分で挽いて飲むのが楽しみ」「使いやすくデザインが良い」といった寄附者の声を糧に、これからもプラスアルファの価値を付け加える「感動価値の提供」に努めていきたいと思います。