2022 エントリー

チョイス自治体職員部門

ふるさと納税は何よりの事業者支援

茨城県行方市

ふるさと納税は何よりの事業者支援

私は、令和4年からふるさと納税担当として従事しております。タイトルにもあるように、ふるさと納税事業自体が、一番の事業者支援だと感じております。

昨今の新型コロナウイルス感染症やウクライナ問題の影響を多大に受けているのは、間違いなく事業者さまです。担当となり、ご挨拶も含めて事業者さまを訪問させていただいている中で、農家さんの肥料の高騰や資材の入れ込みの遅れなど、現状抱えている課題のお話をいただきます。そういった現状を行政として、どう支援していくかが非常に重要だと考える中で、着任後に感じたことは、「ふるさと納税は一番の支援ではないか」でございます。

行政は寄附額向上のため、事業者さまを増やすことや各種プロモーションを実施するなどを行っていますが、いずれにせよ事業者さまがなくてはならない事業であると感じております。
その中で、寄附額を上げるという感覚ではなく、現況の中で影響を受けている事業者さまを助けるという感覚で、従事するようにしており、商品寄附に繋がるために宣伝するのはもちろんですが、定期的に事業者さまへお伺いし、ふるさと納税に参画いただている中での課題をブラッシュアップしていくことの方が重要と考えます。

そのあげられた課題をどのように解決すべきかを常に念頭に置くことで、実際解決に繋がり、事業者さまが「じゃあ、寄附者さんに喜んでくれるように何をしたら効果的だろう。」という次のステージに立てると感じております。このような体系であれば、自然と寄附額は上がり、また、事業者さまも快くご賛同いただける、三者間(市・事業者・寄附者)で共感できる本当の良い事業になると感じております。

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