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チョイスルーキー部門(担当1年目職員)
静岡県清水町
町の魅力を「チームワーク」で発信!
自治体職員
岸田 祐香
本町は町のほとんどが住宅街で、ブランド肉や新鮮な魚介類、獲れたてのフルーツなど人気のある返礼品を出すことが難しく、県内でも寄附受入額が下位から2番目という町です。着任前は他の市町がふるさと納税をやっているからやらざるを得ないのかなと思っていました。ところが、いざ着任してみたら令和3年度の寄附額は令和2年度の約4倍に伸びており、返礼品の数も約2倍に増えていました。「去年はチームワークで頑張ったら、結果に繋がった。今年から一緒に頑張ろう」という上司の言葉どおり、隣の係の職員が「町内でも珍しい〇〇を製造している事業者がありますよ」と情報提供をしてくれたり、町商工会の職員が「ふるさと納税は、事業者にとって自分たちの商品を知ってもらえるチャンス。ぜひ、いろいろな事業者に声をかけていきましょう」と一緒に事業者訪問をしてたり、まさに「チームワーク」で頑張っています。事業者の方から「新しく始めたふるさと納税の取組みを教えてほしい」と来庁してくださったり「こんな品物を考えたけど返礼品になるかな」と提案してくださることも増えてきました。みんなで町を盛り上げていこうという気持ちが繋がりはじめ、ふるさと納税の「チームワーク」の輪が広がっていきつつある清水町。県内他市町にはまだまだ遠く及ばずプレッシャーもありますが、こんなにもいろいろな人の熱意を直接受け取ることができる業務もないと感じています。この数か月で着任前の考えは180度変わり、もっともっと町や魅力的な事業者を全国の皆さんに知ってもらいたいという気持ちでいっぱいです。これからもチームの一員として力を入れて業務に取り組んでいきます。