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チョイスルーキー部門(担当1年目職員)
愛知県碧南市
未来の寄附者にふるさと納税を知ってもらう授業
自治体職員
鈴木 沙弥
碧南市は、地元高校生と事業者とともに返礼品を開発する活動に携わっています。高校卒業後は就職予定の生徒が多く通う学科の授業の一環となっています。そこで私は高校生達に「ふるさと納税」に関する勉強会を実施しました。
担当になってまだ日は浅いですが、ふるさと納税は「お得」というイメージが先行していることで価格競争が激しくなり、事業者の疲弊した声を耳にする機会がありました。しかし、ふるさと納税の魅力はそれだけに留まらず、寄附金の使い道を選択でき通常の納税よりも明確に地域に対する自分の想いを届けるところや自分の住んでいる自治体の特産品を広く全国に知ってもらえ、地域活性化に繋がるというかけがえないところにも良さがあります。
ふるさと納税の仕組みについて、普通に生活していたら教えてくれるところはなく、わからないまま成長する方が多いと思います。私もそのうちの一人でした。だからこそ、これから社会を担っていく高校生達に社会人1年生でもある私がより近い目線から伝えることができたかなと思っています。自身が勉強することで自分に還元できるほか、ふるさと納税本来の魅力伝えられる機会として、高校で勉強会を開くというのは非常にいい取り組みであると感じました。まだまだ小さな活動ではあるものの、これからも定期的に開催していきたいと考えています。