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未来につながるまちづくり部門
岡山県総社市
まちをつくる「そうじゃのお米」
自治体職員
河田 泰明
岡山県は、米の食味ランキングで6年連続特Aを獲得している「きぬむすめ」をはじめとした米作りが盛んな晴れの国です。その中で総社市は県内産米ではなく、総社市の豊かな自然ときれいで豊富な水資源に育てられた市内産米「そうじゃのお米」をふるさと納税返礼品に限定して提供しています。
この「そうじゃのお米」は、市内農家の支援として始まった返礼品の登録から、ふるさとチョイスを通じて全国にファンができ、毎年多くの寄附を集めています。そして、その寄附金は総社流独自施策の貴重な財源として、子育て支援や障がい者雇用、高年齢者の生きがいづくり、外国人との共生社会といった市民の方ひとりひとりに寄り添った福祉施策を推進することができ、住みたくなるまち、住み続けたいまちとして評価され、人口が右肩上がりに増加する好循環を生み出しています。
「そうじゃのお米」で繋がった寄附者の方に、総社市から感謝と笑顔を届けるため、また新たな総社ファンの輪を広げていくため、安全・安心でおいしいお米づくりを農家の方とともにこれからも続けていきます。