チョイス事業者部門
愛媛県愛南町
地元高校生と事業者の思いが生んだ『愛南ゴールド真鯛』
有限会社ハマスイ
濵田 嘉之
愛媛県立南宇和高等学校
浅野 希央
大賞を受賞した愛媛県愛南町へ取材を行いました。
取材記事を見る愛媛県愛南町は、「消滅可能性都市」の一つに挙げられるほど、人口減少と高齢化の進む、危機的な状況です。そのような状況を変えるため、町民同志が組織や世代の枠を超えて連携し、町の産業の活性化に取り組んでいます。
「愛南ゴールド真鯛」は、愛南町の地元学生と事業者のコラボから生まれました。地元高校の農業科で愛南ゴールド(河内晩柑という柑橘の一種)を育てる南宇和高校生の、「自分たちも地元の水産業に貢献したい」という思いから生まれた提案を、地元水産加工会社である有限会社ハマスイが、「血抜き」という技術を活用して実現しました。
愛南町の未来を考える地元の若者と事業者の思いが結実した、愛南町にしか存在しない特産品が「愛南ゴールド真鯛」です。血抜きの技術と柑橘の果汁によって、魚嫌いな方でも美味しく食べていただける、生臭さを全く感じないお魚に仕上がりました。
ぜひ多くの方々に「愛南ゴールド真鯛」を召し上がっていただき、その魅力を知っていただきたいと心から願い、ふるさとチョイスAWARD2023に応募する次第です。
アワードへの意気込み
ノミネートされた有限会社ハマスイ 濵田 嘉之さん
、
愛媛県立南宇和高等学校
浅野 希央さん、稲田 若菜
さん
に意気込みを伺いました。
審査員のコメント
面白法人カヤック
代表取締役 他
地元学生と地元水産加工会社の技術の結集で作られた商品ということで、地元産品の価値を高めるだけでなく、若い人材の地域への関心関与、世代間交流、事業の体験、地元企業の活性など、1つの取り組みの中に、複数の要素が組み合わさっている点が素晴らしい。