チョイスルーキー部門
鳥取県岩美町
ふるさと納税をリデザイン!人員も予算もないなら得意分野で
自治体職員
竹内 登子
入庁して5年目、初めての人事異動先は『ふるさと納税』担当でした。生まれ育った地元の良さを、ふるさと納税で全国にPRしたい!という思いは強くありましたが、制度も分からないうえ、担当も自分ひとり、広報費用もゼロ、まったく自信も余裕もないスタートでした。そんな不安に駆られながら、自分にできることは何だろう?と作ったのは、コピー機で刷れる裏表1枚物の返礼品紹介チラシ。絵を描いたりデザインすることが好きで、人員も予算もないなら私の得意分野で!と取り組みました。そのチラシを道の駅に置いたところ、そこの営業部長から「うちの商品のPRしてくれてありがとなぁ」とありがたいお言葉を頂き、自分にもできることはあるぞと実感しました。
そのほか、寄付者の皆さんに届くお礼状や封筒も、当初は文字だけの寂しいものでしたが、町PRキャラクターのイラストを加えポップなデザインにするなど、少しでも目に留まるよう工夫しました。返礼品の写真にも文字やアクセントを加え、アピールをどんどん強めていっています。
異動から8か月の中で事業所や生産の場へたびたび足を運び、つながりも力強いものになりました。そんな現場の方たちと一心同体となり、返礼品だけでなく、現場の様子や声もあわせて、SNSでより幅広く発信したいと考えています。
まだまだ未熟なふるさと納税1年生ですが、今後も自分の出来ることから挑戦し、大好きな岩美町を盛り上げていきます!