チョイスルーキー部門
福井県大野市
チーム「おおの」で乗り越えたピンチ
自治体職員
米村 冬美
入庁9年目、初の異動でふるさと納税担当となりました。右も左も分からない私を助けてくれたのは、他でもない事業者の皆さんでした。
大野市を盛り上げていくため、新参者の私にもどんどんと意見やアイデアをくれ、時には、「前任者はもっと顔を見せに来ていた」と厳しい言葉をいただくこともありました。そんな熱い想いに応えるためにも、いただいたアイデアを実現させていきました。今年8月に「星空の世界遺産」と呼ばれる星空保護区に認定された大野市。自慢の星空写真でお礼状を作成しました。これも事業者からのアイデアで、寄附者からも大変好評をいただいています。
また、10月の指定制度改正により経費率50%越えのピンチでしたが、事業者に協力いただき、なんとか回避することができました。正直、ここまでご協力いただけると思っていませんでした。嬉しいことに、「できることがあれば何でも言って」と声をかけてくださる方が多く、ピンチをきっかけに、チーム「おおの」として一丸となることができました。
現在は、さらにチーム「おおの」の絆を深めるため、事業者同士の交流会や勉強会を増やし、世界に認められた「星空」を堪能していただけるような体験型の返礼品登録に向け奔走しています。そして、寄附者にもチーム「おおの」に入っていただけるよう、事業者とアイデアを出し合いながら、共に大野市の魅力を発信していきます。