チョイスルーキー部門
茨城県古河市
「ご縁」を大切に
自治体職員
藤井 恵
今年4月よりふるさと納税の担当として拝命しました。着任し最初に行ったことはコロナ禍でなかなかできなかった事業者の訪問です。事業者を訪問していくうちに、多種多様な商品があることに驚きました。その中でも、返礼品になっている商品は一部しかなかったため、他の商品を返礼品として登録いただけないか提案するようになりました。
ふるさと納税は事業者の協力なくして成り立ちません。事業者がふるさと納税をやってよかったと思えるように還元できればと考えています。そのため、ふるさと納税への参加に意欲があるもののなかなか登録に至らない事業者に対しては、返礼品の提案のみならず申請書の代行作成を行い、事業者が参加しやすい体制を整えました。
その結果、ふるさと納税という販路の拡大に加え、タイミングも良く、「逢うふるさとチョイス」に展示いただけることになりました。 また、事業者と様々な意見交換をしていく中で、他の事業者と協業したいとのお話が増えてきました。ふるさと納税以外でも、事業者同士が協力し、「オール古河」で商品が制作できれば地域としてうれしいことです。
現在、事業者が協力して市内キャンプ施設でコーヒーセミナーの実施について準備が進んでいます。 ふるさと納税は様々なご縁で成り立つ制度だと思います。これからも事業者、寄附者、市のつながりをより広く、太くして持続可能で自立できる地域社会を目指し頑張ります。