チョイス自治体職員部門
京都府宇治田原町
未来挑戦隊PROJECTは未来を担う子ども達へのラブレター
自治体職員
勝谷 聡一
大賞を受賞した京都府宇治田原町へ取材を行いました。
取材記事を見る人口9千人の宇治田原町の子どもは1学年50人ほど。だからこそ1人に手厚く関われ子どもへの投資はその姿を大きく変え、まちの未来を切り拓くと着任時から考えていた。ゆえに寄附の使途は子ども達のために限定。このことへの支持拡大もあり寄附は年々増加。
3年前、子ども達の夢を応援する「未来挑戦隊チャレンジャー育成PROJECT(ミラチャレ)」をプロデュース。将来大人になった時、まちや大人達の関わりがあって成長した自分があると思ってもらいたいと、このまちならではの50の事業を自ら発案。「ミラチャレは子ども達へのラブレターです」 こう言い続けて3年。今では町の最主要事業に。
この間も全国初となる公立中学校での本物の商品開発の授業にトライし、初回は想いに応えてくれる地元企業を探してゼロ予算で行ったことも。保育園に導入したサーキット運動では年長児全員が逆上がり(小1で通常2割)をマスターする事例も生まれている。共感した住民、返礼品事業者、教員らの連携・参画の輪がどんどん広がっている。この1年を掛けて町内の全小・中学校に赴き「あなた達の夢を私達大人は全力で応援しています」と、ミラチャレの想いをクラス毎に500人に直接語りかけた。
ある小学生が書いた感想「自分もまちのみ力をPRする人になりたい」。ふるさと納税があったからこその確かな一歩。さらに大きな変化へ。子ども達へラブレターを送り続けていきます。
アワードへの意気込み
ノミネートされた自治体職員 勝谷 聡一さん に意気込みを伺いました。
審査員のコメント
株式会社トラストバンク
代表取締役
ふるさと納税を通じて未来の可能性を創り続けている。そして、それを実際に子供たちに伝える活動で影響の輪が広がっている。再現力のある取り組みとなっていると感じます。