2022イベントレポート

2022年10月22日に開催された、地域で頑張る「人」にスポットを当て、
ふるさと納税の裏側で起きたストーリーや地域の人の熱い想いを表彰する年に一度のイベント「ふるさとチョイスAWARD」。
全国132件の応募から選ばれた4部門・11自治体の熱い想いのこもった発表が東京国際フォーラムを舞台に行われました。

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地域で頑張る
自治体職員、事業者の

熱い想いが会場を
包みました

OPENIG CEREMONYオープニングセレモニー

昨年に引き続き、東京国際フォーラムからライブ配信でお届けした「ふるさとチョイスAWARD」。
現場を包む緊張感や熱気、そして張り詰めた空気の中にも、地域から集まった同志たちとの交流にどこか柔らかな雰囲気も感じられる場面が多くありました。審査員には、株式会社ホルグ 代表取締役 加藤 年紀氏、株式会社トレジャーフット 取締役 辻 麻梨菜氏、出版社 アタシ社代表 ミネ シンゴ氏、株式会社トラストバンク 代表取締役 川村 憲一を迎えました。
審査部門は昨年と同様に「自治体」「自治体職員」「事業者」それぞれにスポットライトを当て、「未来につながるまちづくり部門」「チョイス自治体職員部門」「チョイスルーキー部門」「チョイス事業者部門」の4部門を設けました。ふるさとチョイスAWARD主催者、佐近 航の開会宣言とともに、各地域の想いのこもったプレゼンテーションがいよいよ始まります。

PRESENTATIONプレゼンテーション

毎年、全国各地のふるさと納税を通した様々な取り組みを知ることができる「ふるさとチョイスAWRAD」ですが、今年も各登壇者による熱い想いがあふれる素晴らしい時間となりました。中には目に涙の滲むような発表もあり、それぞれの地域にかける想いが会場を包みました。
発表の後には審査員との質疑応答が行われました。取り組みに関する具体的な内容を掘り下げていき、登壇者の取り組みに対する真摯な姿勢と覚悟、そして自治体の未来を見据えた希望ある眼差しを見ることができました。各登壇者が発表したオリジナリティのある取り組みを以下に紹介します。

チョイスルーキー部門

ふるさと納税担当に就任して1年目の方で、これから地域を良くしたいという想いのある方の
「まちへの想い」「未来への決意表明」に関する部門です。

チョイス事業者部門

ふるさとの納税の取り組みによって、地域産品の価値を高めたり、
地域経済の活性化やまちの魅力づくりに貢献した事業者の取り組みに関する部門です。

チョイス自治体職員部門

熱い想いでまちのために頑張っている、自治体職員の取り組みに関する部門です。

未来につながるまちづくり部門

ふるさと納税を活用し、未来につながるまちづくりを行っている取り組みに関する部門です。

AWARD CEREMONY結果発表・表彰式

各地域の想いのこもったプレゼンテーションが終了しました。いよいよ審査結果の発表です。
どの取り組みも甲乙つけがたく審査員も頭を悩ませた様子。そんな12の素晴らしい取り組みの中から、栄えある大賞に輝いたのは以下の4事例となりました。

チョイスルーキー部門

奈良県吉野町寄付者と事業者の架け橋に ~新入職員の挑戦~

自治体職員 浪花 望

移住体験をきっかけに昨年入職し、ふるさと納税の担当になった浪花さん。まず事業者への訪問をはじめ、会話から感じた課題やもっと町を盛り上げたいという声に答えるため、ふるさと納税の事業者募集要項の改正や、事業者との公式SNSの新たな取り組み開始、さらに事業者と寄付者が直接繋がる機会になればという想いで、チョイスPayの導入を決めました。
事業者に寄り添い、声に耳を傾け積極的にふるさと納税の取り組みを改善しながら「吉野町のファン」を増やしていく想いと活動が評価され大賞を受賞されました。

チョイス事業者部門

茨城県境町ふるさと納税をフル活用した一自治体一地域商社設立を目指して

株式会社さかいまちづくり公社 野口 富太郎

株式会社さかいまちづくり公社の野口さんは、かつて境町は財政破綻寸前だったが、ふるさと納税について学び、進めてきたことによって財政も改善し成長することが出来たと語りました。自治体としっかりと連携した地域商社を作り、様々な事業を進める中で従業員数も増えて地域雇用にも貢献しています。そしてしっかりとしたものづくりも進め、持続可能な地域作りが行われています。
今まで得てきたノウハウを地域内に留めず全国へ広げていく姿勢、ふるさと納税を活用して地域を変えるという思いが評価され大賞を受賞されました。

チョイス自治体職員部門

宮崎県小林市課題はチャンス!持続可能な地域をめざし地域一体で取り組むふるさと納税

自治体職員 佐藤 友和

佐藤さんはふるさと納税担当に復帰した際に様々な課題を目の当たりにしました。そこで現状を分析し目標を立て、みんなにまずチャレンジしようよと声をかけ行動を起こしました。人の意識を変え、地域の温度を上げていこうと様々な取り組みの立ち上げを通して地域をもっと楽しくしたい!という想いと循環の輪が地域に広がっているとのこと。
ふるさと納税で何を生み出すかが大事と語る佐藤さん。ふるさと納税を地域活性化のツールと捉え、未来を見据えた取り組みと熱意が評価され大賞を受賞されました。

未来につながるまちづくり部門

茨城県境町全国初!自動運転バス定常運行「誰もが生活の足に困らない町」へ

自治体職員 藤井 裕紀

境町には鉄道駅や循環バスがなく、路線バスの本数も少ないため公共交通の充実が課題でした。そこでふるさと納税や国等の交付金などを活用し、自治体としては全国初となる自動運転バスの定常運行を開始しました。バス運行を通して地域住民からは免許の返納の見通しや町に来る人が増えたなど喜びの声も上がっています。
これからも境町は「困っている人がいるから助ける」挑戦を続けると語る藤井さん。地域住民と一体となった未来に貢献し、全国にある社会課題に横展開できる取り組みが評価され大賞を受賞されました。

SUMMARYまとめ

地域で頑張る人たちの挑戦に
スポットライトを

それぞれの地域で活動するヒトによる熱い想いのこもった発表はいかがでしたか?

ふるさと納税の寄付金を活用した地域の活性化や持続可能な地域社会を作る未来に繋がる取り組みの数々。

ふるさと納税はその金額の大きさやお礼の品などに注目が集まりがちですが、いただいた寄付をどのように活用し、持続可能なまちづくりにつなげていけるかが重要であるとふるさとチョイスは考えます。

「今日の発表を聞いてどのようにお感じになったでしょうか?
ワクワクするチャレンジ、また本当にこれからの日本を変えていくような成果を目の当たりにし胸が躍る思いでありました。ふるさと納税とは地域の頑張る人を応援する。地域やひとの可能性や未来をつくっている。そんな制度だと感じていただけたのではないでしょうか?
寄付者さんや共に活動をしている自治体職員さんに地域の取り組みをどう伝えていこうかと考えてこのふるさとチョイスAWARDというものをスタートし、皆さんのご協力があって9回目を迎えることが出来ました。今まで一緒に取り組めてきた事にとても感謝しています。ふるさと納税の利用拡大の中で、この制度がどう発展していくかが重要だと思いますし、これからも皆さんの活動を発信していきたいと思います」と、トラストバンク代表取締役 川村からメッセージが伝えられました。

私たちは、これからも様々な地域の声をお届けしていきたいと思います。
そして、あなたの寄付は、多くの地域にとって未来に繋がる取り組みの糧になります。

ふるさとチョイスと一緒に、あなたの意志を地域に届けてみませんか?